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親の通院で運転が必要になったら|病院送迎に向けた準備と練習方法

「久しぶりの運転なのに、親を乗せて病院まで安全に行けるだろうか…」

このサイトをご覧になっているあなた、こんな不安を感じて、ペーパードライバー講習に興味を持たれたのではないでしょうか?

親の介護や急な体調の変化をきっかけに、今まで避けてきた運転を再開せざるを得なくなる方は少なくありません。

ブランクがある中、大切なご家族を乗せて走るとなると、不安を感じるのも当然のことです。

また、病院への送迎は「ただ道路を走る」だけではありません。

車を乗り降りさせる場所の選定や病院の駐車場での取り回しなど、普段とは異なる対応も求められます。

そこで今回は、急な通院でも焦らず対応できるよう、運転前に押さえておきたい準備や、実際の送迎を想定した具体的な練習ステップを紹介します。

病院送迎は運転以外の準備も必要 

親の通院が目的なら、まずは運転技術だけに目を向けるのではなく、送迎当日にどのような動きをするのかを考えてみましょう。

たとえば、

  • 病院までどの道を使うのか
  • 病院のどこで親を降ろすのか
  • 車をどこに駐車するのか
  • 駐車場から病院までどう移動するのか
  • 診察後はどこで乗車するのか

などです。

「病院に着けば何とかなる」と考えていると、到着してから進む方向や停車場所に迷い、予約の時間に間に合わなくなる可能性があります。

病院によっては、正面玄関付近に車を止める場合と、駐車場を利用する場合があります。

車での乗降について病院側から案内が出ていないか、あらかじめ見ておきましょう。

まずは運転そのものよりも、「親を病院へ連れて行って、自宅まで戻ってくるには何が必要なのか」を考えてみることが、送迎の準備の第一歩です。

「兵庫ゆずりあい駐車場」が利用できる場合も

親の歩行が難しい場合は、病院などに「兵庫ゆずりあい駐車場」があるか確認しておくのも一つの方法です。

兵庫県では、身体障害者、知的障害者、精神障害者、難病患者、高齢者、妊産婦、傷病人など、歩行が困難な方を対象に「兵庫ゆずりあい駐車場利用証」を交付しています。

兵庫ゆずりあい駐車場とは https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf10/tyuusyajyou.html

利用できるのは、病院や公共施設、商業施設、飲食店、ホテルなどに設置された「兵庫ゆずりあい駐車場」の案内標示がある駐車区画です。

利用証の申請は、兵庫県庁のユニバーサル推進課や各県民センター・健康福祉事務所のほか、協力市町の担当窓口でも受け付けています。

郵送や電子申請による手続きも可能です。お住まいの市町で申請できるか、事前に確認しておくとよいでしょう。 

親の通院などで送迎する機会が増えた場合は、利用できる条件に当てはまるか、事前に確認しておくとよいでしょう。

通院当日の流れを出発から帰宅まで考える 

必要なことが見えてきたら、次は自宅を出てから帰宅するまでの流れを順番に考えてみましょう。

たとえば、

自宅を出る

病院まで走る

乗降場所へ向かう

親を降ろす

駐車場へ移動する

用事が終わったら乗車する

駐車場から出る

自宅へ戻る

という流れです。

この順番で考えると、「病院までは行けそうだけれど、親はどこで降ろすのか」「診察中は車をどこに置いておくのか」など、実際の送迎で迷いそうな場面が具体的に見えてきます。

すべてを頭の中だけで覚える必要はありません。

病院の案内や駐車場の利用方法など、事前に分かることを押さえておけば、当日にその場で迷う場面を減らせます。

「病院まで運転できるか」だけではなく、「送迎を最後までどう進めるか」まで考えておくことがポイントです。

自宅から病院までのルートと注意点を把握する 

送迎全体の流れが見えてきたら、次は自宅から病院までの運転に目を向けます。

久しぶりの運転では、病院までの距離だけでなく、途中でどのような判断が必要になるのかを知っておくことが大切です。

たとえば、

  • 右折する交差点
  • 左折後に車線変更が必要になる場所
  • 道幅が狭くなる場所
  • 交通量が多い交差点
  • 病院の近くで進行方向を迷いそうな場所

などです。

道順を一つひとつ暗記する必要はありません。

カーナビでルートをたどったり、グーグルストリートビューで道路の様子を見たりして、「この先で右折する」「ここでは車線変更が必要になる」といった運転上のポイントを知っておきましょう。

進行方向や周囲の状況に注意を向ける

実際に走るときも、単に病院までたどり着くことだけを考えるのではなく、どこで進行方向や周囲の状況に注意を向ける必要があるのかを意識すると、自分が練習したい場面も見つけやすくなります。

例えば、病院への最短ルートに信号のない交差点での右折が含まれている場合、遠回りになったとしても、右折可信号のある交差点を選んで走行するのも、不安材料を消す一つの方法です。

また、親を乗せる日は時間に余裕を持ち、後ろの車が気になっても無理に進もうとせず、安全を優先できる状況を作っておくことも大切です。

病院での乗降場所と駐車場を事前に確認する 

病院までのルートが分かっていても、到着してから車をどこへ進め、どこに止めるのかで戸惑うことがあります。

まずは、親をどこで乗り降りさせるのかを把握しましょう。

正面玄関付近やロータリーなど、病院側から案内されている場所があれば、その案内を優先します。

駐車場を利用する場合は、

  • どこから入るのか
  • どこに駐車するのか
  • 駐車後にどこから病院へ向かうのか
  • どこから出庫するのか
  • 精算機や駐車券はどこにあるのか

まで考えておくと、到着後の動きをイメージしやすくなります。

立体駐車場なら、上り下りの経路や狭い場所、エレベーターの位置にも注意が必要です。

病院に到着してから慌てないためにも、駐車場だけでなく、乗降場所から病院の入口までの移動も含めて考えておきましょう。

高齢の親を送迎するときは乗り降りにも配慮する 

高齢の親を病院へ送迎するときは、自分が安全運転をするだけでなく、「親が無理なく乗り降りできるか」まで配慮することが大切です。

焦りや不注意による事故を防ぐため、実際の送迎の流れに沿って次のポイントを意識しましょう。

【出発前】時間に余裕を持つ

時間に追われると親を焦らせてしまいます。

慌てずに動けるよう、余裕を持ったスケジュールで出発しましょう。

【停車位置】安全で落ち着ける場所を選ぶ

周囲の車や歩行者の動きを妨げない場所を選びます。

特に病院の入口付近など人や車の往来が多い場所では、後方からの車や自転車に注意し、親が落ち着いて乗り降りできるスペースを確保しましょう。

【乗車時】ドアの開閉を確認してから発進する

ドアの開閉を親任せにせず、ドライバーが車から降りて安全に閉まったことを直接確かめてから発進します。

【降車時】周囲を確認してからドアを開ける

車を止めてすぐにドアを開けさせるのではなく、ドライバーが周囲の状況を確認した上で降車してもらいます。

「自分が運転できるか」だけでなく、「同乗する親が安全に乗り降りできるか」という視点を持つことが、安心して送迎するための鍵となります。

親を乗せる前に送迎ルートを一人で走ってみる 

ここまで送迎の流れや道路、病院での動きを考えたら、いよいよ実際の運転で確かめてみます。

久しぶりの運転なら、最初から親を乗せて本番と同じ状況にする必要はありません。

まずは一人で自宅から病院まで走ってみましょう。

実際に走ってみると、
「この交差点は少し判断に迷う」
「この道路では対向車との距離が気になる」
「病院の入口が分かりにくい」
など、地図を見るだけでは分からなかったことに気付く場合があります。

こうした場面が見つかったら、次の練習で重点的に取り組む場所が分かります。

「運転が怖い」という漠然とした不安を、そのままにしておくのではなく、「右折が苦手」「車線変更に不安がある」「駐車場への進入が難しい」と具体的な課題に変えていくことが、送迎に向けた準備につながります。

実際の通院を想定して送迎全体を練習する 

一人でルートを走り、苦手な場面が見えてきたら、最後は実際の通院を想定して、一連の流れを通して練習します。

たとえば、病院の駐車場では、入庫だけでなく、駐車後に周囲の安全を確かめてから出庫するところまで練習しましょう。

親を乗せる場合には、安全な場所に停車し、周囲の状況を見てから乗り降りを待ちます。

ドアがしっかり閉まったことを見届け、周囲に注意を向けてから発進します。

病院前で後続車がいる場合でも、後ろの車を待たせないことを優先するのではなく、自分の安全を優先して落ち着いて行動することが大切です。

練習では、

自宅を出る
病院まで走る
乗降場所へ向かう
駐車する
出庫する
自宅へ戻る

というように、実際の通院に近い流れを再現してみてください。

一つひとつの運転操作だけでなく、送迎全体を落ち着いて行えるかまで意識することで、本番に必要な運転をまとめて練習できます。

介護で急に運転が必要になったら無理なく準備する 

介護は、家族があらかじめ予定を立てて始められるとは限りません。

親のケガや体調の変化、入院などをきっかけに、突然、病院への付き添いや送迎が必要になることもあります。

それまで車を使う機会が少なかった方にとっては、「これからは自分が病院まで運転しなければならない」と、介護をきっかけに、これまで必要のなかった送迎を担うことになります。

特に、長期間ハンドルを握っていなかった場合は、以前運転できていたからといって、すぐに親を乗せて走れるとは限りません。

まずは自宅周辺の走り慣れた道路で発進や停止、右左折などを行い、運転操作を思い出すところから始めましょう。

そのうえで、交通量の多い道路や車線変更、駐車など、通院に必要な運転へ少しずつ練習の範囲を広げていきます。

また、介護が始まったからといって、通院の送迎まですべて一人で担わなければならないわけではありません。

家族がいる場合は送迎を分担したり、運転に不安がある間は別の移動手段を検討したりすることもできます。

大切なのは、突然必要になったからと焦って、苦手な運転まで一度に身につけようとしないことです。

「いつまでに」「どこまで運転できる必要があるのか」を考え、実際の通院に必要な運転から一つずつ身につけていきましょう。

まとめ|親の通院に備えて安全な送迎を始めよう

親の介護は、転倒やケガ、体調の変化などをきっかけに、ある日突然始まることがあります。

介護が始まれば、これまで運転する機会が少なかった方でも、通院のために車を運転する必要が出てくるかもしれません。

実際に介護を経験した方からは、病院周辺の一方通行や道路の状況、ゆずりあい駐車場の有無などを、病院のWebサイト等で事前に調べていたという話も聞きました。

自分での送迎が難しいときには、介護タクシーを利用するなど、無理をしない方法を選んでいたそうです。

親の通院で運転が必要になったからといって、最初からすべてを一人でこなせる必要はありません。

まずは、通院で使う道路を走って、右左折や車線変更など注意が必要な場所を知っておきましょう。

次に、病院の乗降場所や駐車場の入口・出口など、到着後の動きを下見します。

そして、駐車や出庫まで含めた送迎全体を練習していきます。

自分で運転することが難しい場合には、家族で送迎を分担したり、介護タクシーなど別の移動手段を利用したりする方法もあります。

「親を病院へ連れて行きたい」という目的があるからこそ、自分に必要な運転を一つずつ考え、無理のない範囲で準備していきましょう。

自分だけでの運転練習が不安なら、通院の目的に合わせて相談しよう

久しぶりに運転する方にとって、「どこから練習すればいいのか分からない」ということもあるでしょう。

家族に同乗してもらう方法もありますが、運転について具体的なアドバイスを受けながら練習したい場合は、ペーパードライバー講習を利用する方法もあります。

講習を受ける際は、単に「運転できるようになりたい」と伝えるのではなく、「親を病院へ送迎できるようになりたい」と具体的な目的を伝えてみましょう。

当校でも、実際の生活で必要になる運転を想定したペーパードライバー講習を行っています。

「親の通院があるけれど、久しぶりの運転が不安」「実際に使う道で練習したい」という方は、通院という具体的な目的をお聞かせください。必要な練習内容を一緒に考えながら、無理のないところから運転を始めてみましょう。
お気軽にお問合せください。

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