宝塚市の30代女性|海外ホームステイ前に始めたペーパードライバー講習
海外で運転する予定があり、日本で車の練習をしておきたい
今回は、宝塚市にお住まいの30代女性のお客様のペーパードライバー講習の様子をご紹介します。
お客様は、免許をお持ちでしたが、ペーパードライバー歴は10年以上。自家用車は所有されていないため、今回は当スクールの教習車でご受講いただきました。
今回ペーパードライバー講習を申し込まれた理由は、ゴールデンウィーク後に海外でホームステイをされる予定があり、現地で観光や仕事のために車を運転する可能性があるためでした。
知らない土地での運転に備えて、日本でできることからスタート
ペーパードライバー歴が長く、さらに海外という未知のエリアで土地勘もない中で運転するのは、とても不安だったそうです。

ただ、渡航先は日本と同じ左側通行の国とのこと。日本にいる間にある程度運転の感覚を取り戻しておくことで、現地での不安を少しでも減らしたいというお気持ちがありました。
せっかくの海外ホームステイを、事故なく有意義な期間にするためにも、まずは日本で車の練習を始めることになりました。
宝塚市内を走行|中央線のない道で走行位置をつかむ練習
阪急清荒神駅前の線路沿いを走行しました
はじめに、宝塚市内の阪急清荒神駅前にある線路沿いの道路を走行しました。

この道路は対面通行ですが、中央線が引かれていない区間もあります。運転に慣れていない方にとっては、車をどの位置で走らせればよいのか分かりにくく、少し緊張しやすい道です。
特にペーパードライバーの方は、左側面の感覚がつかみにくく、走行中にサイドミラーを見ることにも不安を感じやすいものです。
中央線がない道では、頭の中で走る位置をイメージする
中央線がない道では、実際には線がなくても、道路の真ん中に中央線があるようにイメージすると走りやすくなります。
道路左側の歩道の縁石や溝と、頭の中でイメージした中央線。そのちょうど真ん中あたりを、自分の左足が通っていくような感覚で走ると、車の位置をつかみやすくなります。
最初は少し難しく感じますが、こうした目安を持つことで、走行位置の不安が少しずつ軽くなっていきます。
国道176号線へ向かいながら、対向車線の死角にも注意
その後、スイミングスクール近くを通過し、国道176号線へ進みました。宝塚市にお住まいの方には、「いなろく」と呼ばれることもある道路です。
対向車線が渋滞している場合、対向車のかげから歩行者や自転車が出てくることがあります。
見えない場所から人が出てくるかもしれないと考えながら、必要に応じてブレーキに足を準備し、落ち着いて走行していただきました。
宝塚市内の尼宝線を南へ|車間距離を取って余裕のある運転に
車間距離は、追突防止だけでなく気持ちの余裕にもつながります
次に、宝塚市内の尼宝線、兵庫県道42号線を南へ走行しました。

この道路では、前の車との車間距離をしっかり確保することを意識していただきました。車間距離を取る目的は、追突を防ぐことだけではありません。
前の車が右左折やUターンで急に減速したときにも、距離に余裕があれば、こちらも落ち着いて減速したり、必要に応じて進路変更をしやすくなります。
ペーパードライバーの方が苦手に感じやすい、とっさの進路変更
ペーパードライバー歴が長い方の多くは、とっさの進路変更に不安を感じやすいです。
前の車との距離が近いと、急な変化に気づいてから対応するまでの時間が短くなり、焦りやすくなります。
車間距離を十分に取っておくと、前方の状況が見えやすくなり、ミラー確認や合図も落ち着いて行いやすくなります。
一般道では、前の車と約3秒以上の間隔を目安に
講習では、一般道では前の車との間隔を最低でも約3秒以上、高速道路では約4秒以上空けることを目安としてお伝えしています。
「前の車が通過した場所を、自分の車が何秒後に通過するか」を数えると、車間距離の感覚をつかみやすくなります。
数字で目安を持っておくと、なんとなく近い・遠いで判断するよりも安心して走りやすくなります。
JR伊丹駅近くのショッピングモール地下で車庫入れ
バック駐車は、ミラーだけに頼らず目視も大切に
伊丹市内、JR伊丹駅近くのショッピングモール地下では、車庫入れ駐車をしました。

バックするときは、左後方・右後方の安全確認を行います。ルームミラーやサイドミラーだけに頼らず、目視でも周囲を確認しながら進めることが大切です。
速度はあくまで微速です。不安を感じたときは、一度止まって一呼吸置いてから、もう一度確認して進めていきます。
車庫入れは、後輪を基準線に通すイメージで
車庫入れでは、基準となる車庫のラインを意識し、その基準線上に後輪を通過させていくイメージを持つと分かりやすくなります。
慣れないうちは、サイドミラーを少し地面の方に下げて、後輪がどのあたりを通っているかを目で追ってみるのも一つの方法です。
自分の車がどこを通っているのかが見えると、駐車の感覚をつかみやすくなります。
バックモニターを見すぎず、周囲全体を見る意識も忘れずに
バック中は、一点だけを見つめすぎないことも大切です。
カーナビに表示されるバックモニターは便利ですが、死角もあります。後方を横切る自転車や歩行者を見落としてしまうこともあるため、モニターだけを見続けるのは安心とは言い切れません。
ミラー、目視、バックモニターを組み合わせながら、周囲全体を確認する練習を行いました。
宝塚市金井町付近を走行|交差点での安全確認を練習
交通量の多い交差点では、曲がる前の確認をていねいに
宝塚市内の金井町交差点付近も走行しました。

宝塚市内には、交通量の多い交差点が多くあります。左折、右折、直進のどの場面でも、交差点に入る前の確認が大切です。
ペーパードライバー講習では、交差点をただ通過するのではなく、「どこを見て、何に気をつけるか」を実際の場面で確認しながら練習していきます。
左折・右折・直進、それぞれ確認する場所があります
左折する場合は、車の左側にいる自転車やバイクを見落とさないように、巻き込み確認を行います。目視もしっかり行い、ハンドルを切る前に安全確認をします。
右折する場合は、対向車だけでなく、曲がった先の横断歩道を渡る歩行者や自転車にも注意します。
直進する場合も、交差点に入る前に前方の渋滞状況を見て、青信号でも左右に気を配りながら通行します。
大型車が多い場面では、見えない場所にも注意します
交差点に入るとき、対向右折車や大型車が多い場合は、視界がふさがれて見えにくい場所が増えます。
そのような場面では、構えブレーキを使い、いつでも止まれる準備をしながら進むと安心です。
見えている車だけでなく、その車の陰にあるかもしれない人や自転車にも意識を向けながら走行していただきました。
昆陽池近くのホームセンター屋上で車庫入れ
白線の真ん中に入れるには、最初の位置取りが大切です
伊丹市内の有名な昆陽池からほど近いホームセンターの屋上でも、車庫入れをすることができました。

ベテランドライバーでも、駐車スペースの白線と白線のちょうど真ん中に一度で駐車するのは簡単ではありません。
白線内に収まっていても、左右どちらかに寄ってしまうことはよくあります。だからこそ、駐車したいスペースに対して、自分の車がどの位置にいるかを早めに確認することが大切です。
サイドミラーで車庫の位置を見ながら、落ち着いてバック
車庫入れを始める前には、自分が駐車したいスペースがサイドミラーに映る程度に前方へ距離を取ります。
そこから、白線と白線の間のどの位置に自分の車があるかを確認し、後方の安全確認を行ったうえで、バックで幅寄せしていきます。
焦らず、今どの位置にいるのかを確認しながら進めることで、駐車の不安を減らしやすくなります。
少しの幅寄せなら、バックの方がハンドル操作しやすいこともあります
左右30センチほどの幅寄せであれば、前進で調整するよりも、後退しながら行う方がハンドル操作が楽に感じられることがあります。
前進で幅寄せしようとすると、ハンドルをたくさん回す必要がある場面もありますが、バックでは少ない操作で調整できることもあります。
講習では、こうした感覚も実際に動かしながら確認しました。
砂利の駐車場で車庫入れ|アクセルとブレーキの使い分け
伊丹市緑ヶ丘付近を走行後、ご実家の駐車場で練習
伊丹市緑ヶ丘付近を走行したあと、ご実家の複数台駐車できる敷地内駐車場で車庫入れの練習を行いました。

普段使う可能性がある駐車場で練習できると、講習後の運転をイメージしやすくなります。
駐車場の形や地面の状態は場所によって違うため、実際の環境に合わせて練習しておくことは、安心につながります。
砂利の駐車場では、クリープだけでは止まってしまうことも
オートマ車でバック駐車をするときは、ブレーキを離すとゆっくり動くクリープ現象を使い、ブレーキで速度を調整することが多いです。
ただ、駐車場の地面がアスファルトではなく砂利の場合、思ったよりも車が進まず、意図せず止まってしまうことがあります。
そのような場所では、後退時でもアクセルを少し使いながら、速度を調整する必要があります。
アクセルとブレーキの踏み換えも、ゆっくり確認しました
アクセルを踏みすぎると速度が上がりやすいため、すぐにブレーキへ踏み換えられるように準備しておくことが大切です。
今回の講習では、アクセルで少し動かし、速度が上がりそうになったらブレーキで抑える流れを確認しました。
砂利の駐車場など、普段と違う環境でも落ち着いて操作できるように、アクセルとブレーキの使い分けを練習しました。
尼崎市内の山手幹線を走行|複雑な下坂部交差点へ
車線数が変わる交差点では、早めに進む位置を考える
尼崎市内の山手幹線を大阪方面へ走行しました。

このまま進むと、複雑な構造で知られる下坂部の交差点があります。進入するまでは片側2車線、右折後は片側4車線、左折後には再び片側2車線と、車線数が変わるため、運転に慣れていない方は迷いやすい場所です。
どの車線を選ぶべきか迷うと、意図せず他の車と近づいてしまうこともあります。
交差点に入る前に速度を落とし、視野を広く持つ
複雑な交差点では、ハンドル操作に入る前に、しっかり速度を落としておくことが大切です。
速度が高いまま交差点に入ると、車線の変化や周りの車の動きに気づく余裕が少なくなります。
今回の講習では、車間距離を空け、視野を広く持ちながら、どの方向へ進むのかを早めに確認して走行していただきました。
尼崎市内の次屋交差点へ|交通量の多い交差点で右折練習
右折時は、対向車と曲がった先の横断歩道を確認
尼崎市内のショッピングモール近くにある、交通量の多い次屋の交差点にも進入しました。

交差点を右折するときは、対向車の動きだけでなく、曲がった先の横断歩道を渡る歩行者や自転車にも注意します。
対向車が途切れたと思っても、横断歩道に人がいる場合は進めません。右折では、見る場所が多いため、落ち着いて確認することが大切です。
斜め横断する自転車にも気を配り、視野を広く
こちらの交差点では、まれに斜めに横断する自転車を見かけることもあります。
そのため、自分の車が直進、左折、右折のどれであっても、交差点に入るときは視野を広く持つことを意識していただきました。
ペーパードライバー講習では、教本だけでは分かりにくい「実際の道路で起こりやすいこと」も、走りながら一つずつ確認していきます。
人気のショッピングセンターでは、急かされても安全確認を優先
その後、ショッピングセンター内で車庫入れ駐車を行いました。
人気のショッピングセンターは、出入りする車が多く、後ろの車に待たれているように感じて焦りやすい場所です。
どのような状況でも、バックするときは後方をしっかり確認し、速度は最徐行で進みます。不安を感じた場合は、一時停止して再確認することも大切です。
海外で運転する前に|日本でできる車の練習があります
土地勘のない場所で運転する前に、基本を思い出しておく安心感
今回のお客様のように、海外で運転する予定がある場合、日本にいる間に基本操作や安全確認を練習しておくと安心です。
たとえ左側通行の国であっても、道路標識、交通量、道の雰囲気、駐車場の形などは日本と違うことがあります。
だからこそ、まずは日本の道路で、走行位置、車間距離、車線変更、交差点での確認、車庫入れなどを一つずつ確認しておくことが大切です。
免許はあるけれど不安な方も、一歩ずつ感覚を戻せます
ペーパードライバー歴が10年以上あると、「今から運転できるようになるのかな」と不安に感じる方もいらっしゃいます。
けれど、最初から完璧に運転できる必要はありません。
まずは教習車で操作に慣れ、よく使う道や不安な場面を一つずつ練習していくことで、運転の感覚は少しずつ戻っていきます。
まとめ|宝塚市・伊丹市・尼崎市周辺でペーパードライバー講習をお考えの方へ
海外ホームステイ前の車の練習で、不安を少しずつ安心へ
今回のペーパードライバー講習では、宝塚市にお住まいの30代女性のお客様が、海外ホームステイ前に運転技量を高めることを目標に練習されました。
宝塚市内の道路、尼宝線、JR伊丹駅近くの地下駐車場、昆陽池近くのホームセンター、尼崎市内の山手幹線や次屋交差点など、さまざまな道路や駐車場で実践的な車の練習を行いました。
走行位置、車間距離、交差点での安全確認、車線変更、車庫入れなどを一つずつ確認しながら、海外での運転に向けて大切な第一歩を踏み出されました。
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